兵庫県淡路島の西岸、一宮町の江井です。
訪れたのが阪神淡路大震災の前、1993年でした。
写真の住田家旧宅は、廻船問屋を営んでいた旧家で蔵などが残っていたのですが、
震災で大きな被害を受け、結局修復されることなくつぶされてしまいました。
震災復興の影で犠牲になってしまいました。
町並みのしもた屋。妻入りの商家です。以前は何を商っていたのでしょうか。
淡路島の西岸一帯は、江戸時代から多くの船乗りを輩出し、北前船の運航を支えました。
またその船乗りの中からは商才を発揮し、廻船問屋をはじめたものが多くいました。
その代表格が高田屋嘉兵衛でしょう。
江井の町から南に行くと高田屋嘉兵衛の出身地、五色町です。
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